1843(天保14)年薩摩藩士西郷吉兵衛の三男、西郷隆盛の実弟として生まれる。
戊辰戦争に従軍ののち、山県有朋とともに渡米して兵制を研究した。
帰国後、陸軍の要職を歴任する。また、台湾蕃地事務都督として、政府の中止命令にもかかわらず台湾へ出兵を強行した。
西南戦争に際しては兄・隆盛に加担しなかった。
その後、文部卿・陸軍卿・農商務卿を歴任し、伊藤内閣で海相に就任する。山本権兵衛らを登用し、海軍の近代化を図った。
その後も内相・海相を歴任し、「薩の海軍」の巨頭として軍・政界に重きをなした。
兄は逆賦、弟は海軍大将。その名に似つかわしく豪勢な墓を建立している。
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